西武時代の輝きを取り戻したオリックス中島宏之。「やっと前みたいな感じに」【どら増田のオリ熱コラム#83】
大きく期待を裏切った1年目 「怪我をしないためには、どこを鍛えればいいのかとか、今年あかんかったことを検証しています」 そう中島が話したのはちょうど今から1年くらい前のことだ。 アメリカから帰国し、チームやファンの大きな期待を背に受けてオリックスに入団した中島だったが、昨年は右太もも裏の肉離れやぎっくり腰など怪我に悩まされ、116試合、打率.240、本塁打10本、46打点と不本意な成績に終わった。...
View Article【9月9日の予告先発】楽天・則本は通算50勝目なるか
巨人は大竹寛が先発 日本野球機構は9月9日の試合に先発する投手を発表した。 東北楽天ゴールデンイーグルスの先発は、4年連続2ケタ勝利を挙げている則本昂大だ。8月6日に今季10勝を挙げて以来、勝利から遠のいているが、約1カ月ぶりで通算50個目となる白星を本拠地・Koboスタで掴むことができるか。対する北海道日本ハムファイターズの先発は、3連勝中の増井浩俊となっている。...
View Article【MLB】カブス川崎が7月以来のメジャー復帰。マイナーで練習したのは「英語とスペイン語」?
人気は不変 現地6日、シカゴ・カブスの川崎宗則が、7月以来となるメジャー昇格を果たした。今回の昇格は9月以降、メジャー登録枠が25人から40人に拡大されるのに合わせたもので、川崎には内野のデプスを厚くすることが期待されている。...
View Article巨人、イースタンV直前も露呈する課題。2軍から将来の主力は生まれるのか?【死亡遊戯コラム】
1軍はV逸間近も、2軍はV直前 巨人が好調だ。 と言っても、2軍の話だが。 111試合65勝42敗4分。セリーグは広島の25年ぶりリーグ優勝が秒読み段階に入っているが、イースタンでは巨人が優勝マジック9と連覇に向けて突き進んでいる。 8日の日本ハム戦(鎌ヶ谷)スタメンは以下の通りだ。 1.大田泰示 7(26歳/8年目) 2.松本哲也 9(32歳/10年目) 3.アンダーソン DH(34歳/3年目)...
View Article【MLB】ヤンキースファンが田中へスタンディングオベーションした意味。「1人の野球選手として認められてうれしい」
勝利もたらし続けるエースを称えた 現地5日、地区首位のトロント・ブルージェイズ戦に先発し、6回1/3を2失点にまとめて12勝目(4敗)をマークした田中は試合後、“It wasn’t even a very good one.”(今日は全く良くなかった)と自身の投球を振り返った。...
View Article創志学園の高田、秀岳館の九鬼らがプロ志望届を提出!
9日に新たにプロ志願届を提出したのは6人 日本高等学校野球連盟(以下、高野連)は9日、2016年度のプロ志望者提出選手を更新した。 この日、新たに提出したのは6人。 主なメンバーを挙げると、今年の春・夏の甲子園に連続出場を果たした創志学園のエース高田萌生、秀岳館の九鬼隆平捕手、松尾大河内野手、天本昂佑外野手らだ。...
View Article新潟医療福祉大の笠原祥太郎がプロ志望届を提出
9日に加わったプロ志願者は1人 全日本大学野球連盟は9日、2016年度のプロ志望届提出者を更新した。 この日、新たに加わったのは新潟医療福祉大学の笠原祥太郎投手だ。 笠原は左腕から最速147キロのストレートを投げる本格派左腕だ。 プロで需要の多い左腕とあって、スカウトからの評価も上々だ。 新潟医療福祉大は創部して4年目の浅い学校だが、その1期生がドラフト指名されるか注目される。
View Article韓国WBC代表監督、金寅植が3度目の就任の背景。日本に通算成績で勝ち越すも「大谷に手も足も出ず、日本より力は落ちる」
要望に応えての再登板 この人しかいない――昨年のプレミア12で初代王者に輝いた韓国。準決勝の日本戦では最終回に驚異の粘りを見せて4対3と逆転勝ちを収めたのは記憶に新しい。 去る9月5日、2017年3月に開催される第4回WBC韓国代表監督に金寅植(キム・インシク)氏が就任すると発表された。...
View Article【9月9日埼玉西武対千葉ロッテBBC独自採点】西武・菊池が3年ぶりの完投。大阪桐蔭トリオ、3連続適時打で援護
西武・山川が2点先制本塁打を放つ 西武が8-1で千葉ロッテに快勝した。 試合は西武・菊池、ロッテ・関谷の先発で幕を切る。...
View Articleサブローが手渡したバットに託された、香月一也へのメッセージ。大ベテランと接し、大きく変わった1年【マリーンズ浦和ファーム通信#28】
大ベテランからの一言 「オレのバットを使ってみるか?」 ある日の二軍戦の試合前、香月一也内野手はふと呼び止められた。声の主はサブロー外野手だった。突然の提案にただ、困惑した。渡されたバットを振ってみた。ちょっと重いと感じたが、スイングにフィットする独特の感覚があった。...
View Article【9月9日~11日 セ・パ42節展望】広島は先発黒田で、25年ぶりの優勝を狙う。パは上位VS下位の対決
セリーグ 2位・巨人(11勝)―1位・広島(10勝)M1 東京ドーム...
View Article山田哲人、NPB史上初の2年連続トリプル3確実。40-40の可能性は?
MLBで2年連続トリプルスリー達成者は2人 ヤクルトの山田哲人が、9月6日のDeNA戦で30個目の盗塁を決めた。打率は最終確定ではないものの、NPB史上初の2度目、2年連続のトリプル3をほぼ確実にした。 NPBのトリプル3一覧は以下の通りだ。...
View Article広島東洋カープ25年ぶり7度目のV。他5球団を投打で圧倒、球団の一貫したチームづくりが結実
鈴木誠也が2本の本塁打 10日、東京ドームで広島東洋カープ対読売ジャイアンツ戦が行われた。 試合は広島・鈴木誠也の2本の本塁打など打線が爆発、6―4で勝利をおさめ、1991年以来25年ぶり7度目のセントラルリーグ優勝を果たした。 巨人・マイコラス、広島・黒田の先発で始まったこの試合、先制したのは巨人だった。...
View Article「信じて、つなぐ」カープ野球で25年ぶりV。石井、東出両コーチが打線にもたらした意識革命
一貫した方向性でドラフトで指名した選手が主力選手に あの優勝から25年、カープファンにとっては「長すぎる」時間が過ぎていった。なぜなら、FA制度、球界再編問題、主力選手のメジャーリーグ移籍――全ては、この四半世紀に起こったことだからである。 しかし、球団は一貫した方向性で7度目の優勝を目指してきた。投手を中心とした「守りの野球」、伝統である「機動力」、これがカープ野球なのである。...
View Article【野球人の言霊13】25年ぶりVをけん引。広島・黒田博樹は、なぜプレッシャーの掛かる場面で力を発揮できるのか?
黒田流の思考術 「プレッシャーを作るのも、自分の考え方ひとつで、大きくなったり、小さくなったりする」(広島・黒田博樹) 2009年、黒田博樹選手がロサンゼルス・ドジャースに所属していた頃に聞いた言葉だ。 プレッシャーの掛かる場面こそ、力を発揮できる理由を聞いたところ、そう返ってきた。 ものすごく納得させられる言葉だった。...
View Article東京六大学野球が開幕。明治、法政が先勝!明治大はドラフト候補の柳が好投。
春王者の明治は白星発進 東京六大学野球の秋季リーグ戦が開幕した。 開幕日初戦は、春季リーグを制した明治大が登場、東京大を9-2で下した。 明治大はこの秋のドラフト上位候補と評判の高い、エースの柳が先発。7回2失点で勝利投手になった。 リーグ戦前には「僕はまだ日本一になっていないんで、秋のリーグを優勝して日本一を取りたい」と語っていたが、まずは好スタートを切った。 【次ページ】法政が接戦を制す
View Article穴がなかったカープ。本来の力を発揮した攻撃陣、黒田を手本に「打者に立ち向かった」投手陣【小宮山悟の眼】
開幕前に広島を優勝予想した理由 広島東洋カープが、順調すぎるほど順調にセリーグのペナントレースを独走し、10日に25年ぶりのリーグ制覇を果たした。 手前みそで恐縮だが、私はシーズン開幕前の順位予想で広島を1位としたので、個人的にも今回の優勝を素直にうれしいと思う。 さすがに8月中にマジックが点灯する展開は想像していなかったが、投打にバランスの取れた戦いぶりは見事だった。...
View Article【野球人の言霊12】エリートとは対極の野球人生、広島・黒田博樹の信念
「自信とは何か?」 「簡単なことでつくような自信はちょっとしたことでなくなってしまう。すぐ自信がつくのは、それは慢心に近い」(広島・黒田博樹) 2009年、黒田博樹選手がロサンゼルス・ドジャースに所属していた頃に聞いた言葉だ。メジャーに挑戦し帰国した際のインタビューで、初めての完封勝利のことについて「自信は付いたか?」と尋ねたところ、黒田はそう答えたのだった。...
View Article