【投手陣:E】バーランダー放出で壊滅的な陣容。エース候補がリリーフ務める事態
デトロイト・タイガースは、昨季途中にチームを長年支えていたエースのジャスティン・バーランダーを遂に放出。元々厳しい投手陣が壊滅的になった。
2016年の新人王のマイケル・フルマーがエースで、苦しみながらも昨季25試合に先発したマシュー・ボイドや、元19勝投手で大型契約を結ぶも調子が上がらないジョーダン・ジマーマン、通算103勝のフランシスコ・リリアーノが先発ローテーションに加わる。
先発陣よりも危機的な状況にあるのがリリーフ陣だ。昨季途中から抑えを務めるシェイン・グリーンが今年も最後を締め、アレックス・ウィルソン、ドリュー・バーヘーゲンの中堅選手が脇を固める。とてもリリーフエースと呼べる選手がいない状況で、元々はエース候補として期待されていたバック・ファーマーやダニエル・ノリスもリリーフを務めている。非常に厳しい状況にある。
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