【アメリカの眼】岡島、左リリーフ投手豊富なオリオールズへ。3度目のメジャー挑戦はいばらの道
3度目のメジャーリーグへの挑戦 日本プロ野球で15年、メジャーリーグで6年。日米通算21年投げ抜いてきた岡島秀樹が3度目のメジャーリーグに挑戦する。 幾度もの苦難を乗り越えてきた左腕は、まだ燃え尽きてはいなかった。 現地時間2月3日、岡島はアリーグ東地区に所属する、ボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結んだと各メディアが報じている。...
View Article【ドミニカの眼】カリビアンシリーズで注目も、不調のロッテ・デスパイネ。亡命手引きの悪徳ブローカーの標的に?
マリーンズには2月中旬合流予定 2月1日(日本時間2月2日)に第58回カリビアンシリーズが開幕した。 今年の開催地はドミニカ共和国の首都サントドミンゴ。昨年の大会では招待国のキューバ代表ピナール・デル・リオが優勝を果たし、フレデリク・セペダ(元巨人)がMVPを獲得したのは記憶に新しいところである。...
View Article【MLB】オリオールズ岡島、3度目の挑戦。華々しい実績と度重なる不運……逆境をチャンスへ
大ベテランがマイナーキャンプからの参加は異例 孤独な挑戦を続ける流浪の左腕の新天地が決まった。 オリオールズの地元紙ボルティモア・サンは2日付で、岡島秀樹とのマイナー契約を報じた。同紙によるとメジャーキャンプには招待されず、3月のマイナーキャンプから参加するという。 同じマイナー契約でも、メジャー招待選手か否か、というのはチームの期待値をはかる上で大きな要素。...
View Article千葉ロッテ、新たな公式スタンプを発売! 第2弾は平沢らルーキー4選手
ルーキーだけで第2弾発売 千葉ロッテマリーンズは2月5日、マリーンズ公式LINEスタンプ第2弾を6日(土)に発売すると発表した。 昨年第1弾として鈴木大地選手、石川歩選手、西野勇士選手、今江敏晃選手、マーくんのスタンプが発売となったが、今回は、2015年のドラフト会議で1位指名の平沢大河選手・3位の成田翔投手・5位の原嵩投手・6位の信樂晃史投手の4選手となっている。...
View Article横浜DeNAベイスターズ、大洋時代のマスコットキャラクター“マリンくん”の限定復刻決定!
横浜移転のシンボル 横浜DeNA ベイスターズは、球団創設5周年目のシーズンを迎えるにあたり横浜への本拠地移転により誕生したマスコットキャラクター、“マリンくん”の限定復刻を決定した。 1978年に横浜スタジアムが完成し、大洋ホエールズが本拠地を川崎から横浜に移転し、新球団「横浜大洋ホエールズ(現・横浜DeNAベイスターズ)」が創設された。...
View Article顔面死球から復帰のロッテ・肘井、現状打破へ強い決意「生き残るために、怖さを克服する」【マリーンズファーム通信#10】
2年目に訪れた、まさかの試練 打球がグングンと伸びていく。 石垣の空の下、肘井竜蔵外野手は気持ち良さそうにボールを弾き返した。石垣島キャンプで行われた全体練習での久々のフリー打撃。そのスイングには迷いが感じられなかった。見守る誰もが安堵の表情を浮かべた。...
View Articleレギュラー組少、育成力が問われるロッテ。平沢大河は高卒野手不在を打破できるか
立浪和義氏以来、高卒野手の開幕スタメンとなるか ロッテファン待望となる久々の大物高卒ルーキーは期待通りの結果を残せるのだろうか。もちろん2015年ドラフト1位で獲得した平沢大河のことだ。 3年夏の甲子園では徹底したマークを受けながらも3本塁打、10打点の活躍を見せ、仙台育英高の決勝進出に貢献。8月末に行われたU-18ワールドカップ日本代表にも選ばれベストナインも受賞した。...
View Article中村晃、筒香、秋山……野手準レギュラー組のオープン戦好成績は、スターへの第一歩【広尾晃の「ネタになる記録ばなし」】
オープン戦の数字は指標になるか NPBのキャンプは1クール目を終えて、2クール目に入ろうとしている。2週間後には沖縄でオープン戦が始まる。 オープン戦=春季非公式試合は、あくまでシーズンへ向けたテストだ。したがって、打撃成績も公式記録ではない。 しかし指揮官にとっては今季のオーダーを固める上で重要な指標となる。レギュラーを目指す選手には、限られた実戦の中で存在をアピールするチャンスだ。...
View Article【アメリカの眼】「大谷は世界有数の投手の一人」米メディアもアリゾナに注目。各球団が待ち焦がれるメジャー挑戦
日米から注目される大谷翔平 2週間にわたり、アリゾナ州ピオリアで春季キャンプを行っている北海道日本ハムファイターズは選手、そしてコーチなどのスタッフをあわせて総勢100人以上となる。球団にとって、29年ぶりの海外キャンプで滞在中には韓国の球団とのオープン戦も予定されている。 そんなファイターズで一際、日米のメディアから注目を集めているのが大谷翔平だ。...
View Article【アメリカの眼】ヤンキース先発ローテ、最高と最悪のシナリオ「田中の右肘はチームで最も大事なパーツ」
先発ローテの中枢を担う田中 不確定要素の多い今季のヤンキースの中でも、最も計算できないポジションと言われているのがその先発ローテーション。『SB Nation』はヤンキースで先発起用が予想される田中将大ら6投手について最高と最悪のケースをそれぞれ予測した。 ヤンキース先発陣のカギを握るのはやはり田中将大になりそうだ。 メジャー3年目を迎える田中について、最高のケースは以下のようなものだ。...
View Article「一軍の起爆剤になるような選手を」ドミニカカープアカデミー出身・バティスタへの期待
春季キャンプに3名のアカデミー生が参加 昨年に引き続き、ドミニカ共和国の広島東洋カープアカデミーを訪問してきた。カープアカデミーがどういう性格をもった施設かというのは昨年のコラムを参照いただければと思う。 「“育てて勝つ”球団理念を体現するドミニカ・カープアカデミー 「マエケン」のグローブとともに、第2のロサリオを目指すデヘスス」...
View Article日本ハム、29年ぶりの米国キャンプ。生中継映像に「人類月に立つ」的な感動【えのきどいちろうのファイターズチャンネル#22】
GAORAが初の米国キャンプ生中継 アリゾナキャンプが始まった。 ファイターズとしては1987年のフロリダ以来、29年ぶりの米国キャンプだ。ひところは巨人のグアムとかヤクルトのユマといった具合に、海外キャンプが定着した時期もあるが、このところNPBのキャンプ地は沖縄や九州四国とドメスティックに振れていた。古手の記者さんに聞くとあの当時は牧歌的でなかなかよかったらしい。...
View Article【MLB】セットアッパーへ配置転換、上原浩治の意地――ストッパー奪還に燃える理由
雑草魂で歩む、プロ野球人生 背番号19のプロ18年目、メジャー8年目がやってきた。 レッドソックス・上原浩治のことだ。だが今年4月で41歳を迎えるベテラン右腕にとって2016年シーズンは、厳しい戦いが待ち受けている。...
View Articleチーム低迷でも「値引きせず」。高級ブランド会社と同様のチケット販売戦略から見る、スポーツビジネス【経営学から見たカープ】
成績低迷時もチケット代は値下げせず 今年も広島東洋カープのチケットは、開幕前から売れ行き好調だった。その販売戦略の独自性は、ずばり「値引きをしない」ことにあるのではないか。 もちろんファンを集客するために値引きをすることは重要な手段の一つであり、しばしばスポーツビジネスの世界でも用いられる。...
View Article【野球人の言霊6】阪神・藤浪晋太郎が読書を大切にする理由
「あまり自分の固定観念に縛られたくないんです」(阪神・藤浪晋太郎) 阪神のエース格に成長しつつある藤浪晋太郎。150キロのストレートと多彩な変化球を投げるなど、高い技術力を持っている。一方、熱心な読者家としても知られる。中学時代に山田悠介著『りある鬼ごっこ』を読んだのがきっかけで読書にはまった。山田悠介や東野圭吾は今も敬愛している。 読書をする理由を尋ねた時の藤浪の答えが冒頭のコメントだ。...
View Article攻守において評価の高いDeNA戸柱。得点力向上がポイント【野村弘樹の眼】
戸柱は長打力も魅力 横浜DeNAベイスターズの懸念材料の一つとして、“センターラインを固定できるか”が挙げられているのは周知の通り。野村弘樹氏はオープン戦や開幕戦を見るかぎりルーキーの柴田竜拓、戸柱恭孝の台頭により改善に向かっていると感じている。...
View Article二塁打と犠打の数は球史に残る成績――森野将彦と田中浩康、両ベテランの存在価値
通算二塁打数は現役選手の中で5位の森野。三塁の“定位置”再奪取へ 今季は若手の台頭が目立つプロ野球。その中で、かつて主力としてチームを引っ張ってきた両ベテランの奮闘に期待したい。中日の森野将彦とヤクルトの田中浩康だ。タイプは違えど、これまで球史に残る成績を積み上げてきた2人に注目だ。...
View Article【MLB】開幕戦順延となった田中将大の敵は、中4日登板と低気温
開幕戦順延で次回登板が中4日 現地時間4月4日に予定されていたヤンキースの今季開幕戦は、悪天候により翌日に順延となった。スプリングトレーニングの登板では必ずしも万全ではなかったものの2年連続の開幕投手に指名された田中将大の登板も、翌日にスライドする。しかし、地元紙『ニューヨーク・ポスト』は、このことに付随する懸念点について報じている。 Monday’s Yankees washout could...
View Article「足は速かったが非力で小柄。まさかプロに行くとは」恩師が明かす、巨人・重信慎之介の中学時代
昔からの努力家 3月19日、楽天とのオープン戦後、3打数無安打に終わった巨人のドラフト2位ルーキー・重信慎之介外野手は、岡本和真内野手とともにマシン打撃を繰り返したという。 それと同じ光景は、今から8年から10年前の、佐倉リトルシニアグラウンドでも、よく見受けられていた。...
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