【投手陣:C】3本柱の2人を欠く緊急事態。投壊を防げるか
サンフランシスコ・ジャイアンツの先発陣は非常事態に陥っている。オープン戦で通算104勝のマディソン・バムガーナー、同68勝のジェフ・サマージャが故障と3本柱のうち2人を欠き、計算できるのは、昨季8勝と伸び悩んだジョニー・クエトと同じく8勝のタイ・ブラチ、そして58回2/3しか投げていないクリス・ストラットン、新加入のデレク・ホランドの3人。5人ローテの残り1枠に大きな不安が残る。
リリーフ陣は、ロサンゼルス・ドジャースから加入したトニー・ワトソンや昨季41試合に登板したデレック・ロウ、68試合に登板した速球派のハンター・ストリックランドと優秀な投手が揃っている。
しかし、抑えのマーク・メランソンが防御率4.50と不調で故障していたこともありこちらも不安が残る。代わって、昨季途中にテキサス・レンジャーズから加入し計55試合に登板したサム・ダイソンが務めることになるだろう。
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